• HOME
  • 記事
  • COLUMN
  • 魅惑の『アラビアンナイト』の世界、アニメ『犬夜叉』|編集部の伝えたい!【2025年2月】
画像:2025年2月の編集部の伝えたい!

魅惑の『アラビアンナイト』の世界、アニメ『犬夜叉』|編集部の伝えたい!【2025年2月】

音楽をはじめ、日々さまざまなカルチャーやコンテンツに夢中になっている編集部のメンバーたち。そんなメンバーの近況や最近体験した“楽しいこと”を月ごとに紹介するのが『編集部の伝えたい!』です。音楽の話もあればそうでない話も。どうぞ気軽にご覧ください。

【2025年2月のトピックス】
魅惑の『アラビアンナイト』の世界
TVerでアニメ『犬夜叉』が配信中!

魅惑の『アラビアンナイト』の世界

「アラビアンライト」の画像

昨年末ぐらいから、『アラビアンナイト』(千夜一夜物語)にハマっています。
図書館やネットで作品自体や解説を読み漁っていて、これが結構楽しいです。

事の発端は、別媒体でNumber_iの楽曲「HIRAKEGOMA」に関する記事を書いていた時のこと。
「開け、ゴマ」って『アリババと40人の盗賊』だっけ? と調べ始め、そのままずるずると惹き込まれてしまったわけです。

空飛ぶ絨毯や魔法のランプなど、子どもも好きそうなモチーフが登場する説話集『アラビアンナイト』。
しかし、今読み返すと、とても子ども向けではない描写も多いことが分かります。

そもそも『アラビアンナイト』は、シェヘラザードという大臣の娘が、王に毎晩面白い話を語るという形式で成り立っています。
この王は妻の不倫から女性不信になり、その後は若い女性と一夜を共にしては翌朝に処刑する行為を繰り返していたのです。
……もう、子どもに読ませる内容ではないですね(笑)

王を止めるために宮殿に向かったのがシェヘラザードで、話の続きが気になる王は、彼女を処刑することができません。
こうして千と一夜の間、賢いシェヘラザードは王に語り続けた……というのが『アラビアンナイト』の大枠です。

彼女が語ったのが『アラビアンナイト』の中身であり、有名なところでは『アリババと40人の盗賊』『アラジンと魔法のランプ』『船乗りシンドバード(シンドバッド)の物語』といった話になりますが、実はこの3つは後から追加されたものとも言われています。

まだまだ謎も残る『アラビアンナイト』。
性的な描写や残虐なストーリーもある一方で、妖しく摩訶不思議な世界観に魅了されるのもまた事実。
ちなみに、ディズニーシーに昔あった『シンドバッド・セブンヴォヤッジ』(現在は『シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ』として運営)が原作を基にした内容で、めちゃくちゃ怖かったのを覚えています。

長くなりましたが、幼い頃読んだ作品にあらためて触れると面白いなと感じている今日この頃でした!

参考文献:西尾哲夫『新装版 図説 アラビアンナイト』(河出書房新社)
(かなざわまゆ)

TVerでアニメ『犬夜叉』が配信中!

2025年2月現在、TVerでアニメ『犬夜叉』が配信されています!
毎日3話ずつ更新され、視聴可能期間は一週間。懐かしさと、今観ても変わらない面白さで、日々再生ボタンを押す手が止まりません!

『犬夜叉』は、私が初めて好きになった漫画で、今も変わらず一番好きな漫画です。漫画もアニメも、何度読んだ(観た)か分かりません。

アニメの『犬夜叉』は、劇伴も非常に魅力的です。
和田薫さん作曲の“半妖 犬夜叉”は、誰もが一度は耳にしたことがあるはず。アニメを見返していると、やはり音楽が『犬夜叉』の世界をより魅力的にしていると感じます。

無料で視聴できるこの機会に、ぜひ音楽にも注目しながら『犬夜叉』の世界に浸ってみてください!

★TVer『犬夜叉』ページ
https://tver.jp/series/sr7qmylp63

(miku)

『編集部の伝えたい!』は、毎月更新予定。来月の更新もお楽しみに!


【2025年2月に公開した記事】

関連記事一覧