BLOODAXE FSETIVAL

2023年印象に残ったライブまとめ|All Out War、KNOSIS、UVERworld

もう少しで2023年が終わろうとしている。
今年もいろんな音楽に触れ、それなりに充実した一年を過ごせたと思う。

今回は備忘録も兼ねて、今年印象に残ったライブを振り返ることにする。
また来年素敵な音楽に出会えることを願いながら。

23.4.8 KNOSIS「DEBUT JAPAN SHOWS」@新宿ANTIKNOCK

始動したばかりのKNOSISによる、初のワンマンツアー。
元Crystal LakeのRyoが、どんな音・ライブを魅せてくれるのかがまだはっきりと分からない中で開催されたライブだった。
私自身Crystal Lakeに思い入れがあったし、バンドとして完成されていると思っていたから、KNOSISに期待はしていたものの僅かに不安を感じていた。Crystal Lake以上のライブは体感できないのではないかと。

だが、実際はそんな不安を吹っ飛ばしてくれるほどの、希望を感じられる素晴らしいライブだった。
ライブ後のミートアンドグリートも含めて、とても思い出に残ったライブの一つである。

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23.4.13 UVERworld with小笹大輔 @横浜アリーナ

UVERworldにOfficial髭男dismの小笹大輔(Gt.)を加えた特別編成で行われた一夜限りのライブ。
ふだんのUVERworldでは聴けないような旋律を小笹が加え、聴き馴染みのある楽曲に新たな色付けがなされたのが面白かった。

また、かねてよりUVERworldのファンと公言している小笹が憧れのバンドとともにステージに立っている姿は、同じCrewという立場から見てとても感動的だったのを覚えている。
Official髭男dismがバンドとして出演できなくなったことで実現したライブだが、マイナスな出来事をプラスに変えた、UVERworldと小笹の手腕を感じたライブだった。

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23.9.23 All Out War @BLOODAXE FESTIVAL

BLOODAXE FSETIVAL

5年ぶりに来日したAll Out Warのライブ。
All Out Warは1991年に結成されたニューヨークのバンドで、ハードコア界隈のレジェンド的存在だ。

私がAll Out Warに心を掴まれたのは5年前のBLOODAXE FESTIVAL。
曲自体はそれ以前から聴いていたものの、生で観るとただヘヴィな音楽というわけではなくエンターテインメント性もあるパフォーマンスで、そこにとても惹かれたのを覚えている。

今回のライブもその魅力は変わらずで、オーディエンスの熱狂も相まって5年前より一層盛り上がりのあるライブだった。ザクザクとしたリフ、機関銃のような音の連射と攻撃性、だがそこに乗っかる叙情的な旋律がキャッチーで聴きやすい。
結成から30年以上が経ちメンバーもそれなりの年齢のはずだが、老いを一切感じさせないタイトなパフォーマンスには驚いた。ボーカルだけでなく、メンバーそれぞれがステージギリギリまで前に出て観客を楽しませようとしていたのも嬉しかった。

▼名曲“Resist”

途中、フロアで客同士の本気の喧嘩が始まったときはさすがに怖かったが、理性を失い周りが見えなくなるぐらいの音のパワーがこのバンドにはあるといったところだろうか。(もちろん喧嘩は良くないし、実際周りがすぐに仲裁に入っていたので大きな問題にはならなかった)

約40分間存分にハードコアレジェンドの音を浴び、そして再び日本で観ることができ、とても思い出に残るライブだった。またいつか日本で観れたら嬉しいなと思う。


今回紹介したライブはほんの一部であるが、いい音楽やライブがあったことで今年も救われた一年だった。
来年も心に残ったライブは、この『#オトワタシ』でたくさん発信していこうと思う。

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