NOISEMAKER「NORTH WIND」のジャケット写真

NOISEMAKER“NORTH WIND”レビュー|3バンドの気概が感じられる一曲

今年1月にZepp Hanedaで行われたNOISEMAKERのライブ。その日、一番印象に残った曲が“NORTH WIND”だった。

観ていて思わず涙がこぼれたほどだ。それはなぜだったのだろう。
ステージ上の演出や照明、NOISEMAKERが奏でるサウンドの迫力もあっただろう。その中でも特に大きかったのは、ゲストボーカルとして参加しているHIKAGEのGENと、CVLTEのaviel kaeiの存在だ。

NOISEMAKER、HIKAGE、CVLTE。この3バンドの共通点は、北海道出身であるということ。“NORTH WIND”では、北海道という「距離のハンデ」を乗り越えて、世界へ音を届ける気概が歌われている。

結成20年を超え、数々の苦難を乗り越えてきたNOISEMAKERが、同郷の後輩であるHIKAGE、CVLTEを率いてこの曲を鳴らすことの意味は大きい。そして、その背中を見ながらステージ上で想いを乗せて咆哮するゲストボーカルの姿。その光景に、私は心を打たれたのだと思う。

イントロのドラムから疾走感満載で駆け抜けていく今作。特に、札幌駅のアナウンスがサンプリングされたパートを境に、ラップ、スクリーム、鋭いギターソロと、目まぐるしい展開が繰り広げられる。

「一筋縄では終わらせない」
そんな3バンドの志が感じられる一曲だ。

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