
夢に侵食してくる音楽|平沢進“白虎野の娘”
8月に映画『パプリカ』のリバイバル上映を鑑賞し、平沢進の“白虎野の娘”に出会った。
テクノサウンドと民謡、ボーカロイドと人間、女性と男性、日本と外国、夢と現実。異なる要素がかけ合わさることで生まれるカオスが、曲全体に不思議な浮遊感をもたらしている。自分がいる場所は現実なのか、それとも夢の中なのか。聴いているとそんな感覚に陥る。
曲が進むにつれて音は重なり、“白虎野の娘”の世界が厚みをもって拡がっていく。気付いた時には繰り返し再生ボタンを押し、曲の世界から抜け出せなくなっている。
筆者は、映画の余韻に浸ろうとこの曲を聴きながら眠りについた日、悪夢を見た。
「夢が犯されていく―」
映画『パプリカ』のキャッチコピーをまさに体現する曲だ。
“白虎野の娘”は、『パプリカ』のサウンドトラックとしてパッケージで販売されているほか、平沢進の公式Webサイトより無料でダウンロードできる。(Free samples(無料ダウンロード) | 平沢進公式サイト/ Susumu Hirasawa Official Site)
あなたもぜひ、特別な音楽体験を。
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